ウクライナ情勢をめぐり、ロシア政府は、ウクライナが和平交渉を拒否したと主張したうえで、さらに攻撃を強める考えを示している。
ロシアの大統領府によると、ウクライナからの和平交渉の呼びかけを受けて、プーチン大統領は25日、一時進軍停止を命令したが、ウクライナ側が交渉を拒否したため、進軍を再開したと主張した。
ロシア国防省は、作戦計画に従ってあらゆる方向に攻撃を展開すると述べ、さらに攻勢を強める構えを見せている。
しかし、ウクライナ側は、交渉を拒否していないと真っ向から反論していて、両者の主張は食い違っている。
一方、アメリカ国防総省の高官は26日、ウクライナとの国境に展開していたロシア軍部隊のうち、半数以上がウクライナの戦闘に投入されたという分析を明らかにした。
しかし、ウクライナ軍の抵抗が強く首都キエフでは、30km離れた地点から近づけていないと示している。
一方で、情勢は流動的だともしていて、首都キエフをめぐるウクライナとロシアの攻防が焦点となっている。
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