ウクライナ南部へルソン州の一部地域からロシア軍が撤退したことを受けて、ゼレンスキー大統領は「60以上の集落を取り戻した」と明らかにしました。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「今夜の時点で、ウクライナ軍はヘルソン州の60以上の集落の支配権を取り戻した」
ゼレンスキー大統領は12日、こう述べたうえで、ロシアが「併合」を宣言しているドンバス地方やクリミア半島の領土奪還にも決意を示しました。
ロシアの政府系メディアは12日、ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所のダムの一部が爆発した瞬間だとする動画を公開しました。
詳細は不明ですが、イギリス国防省は「ロシア軍が撤退する過程で破壊した可能性が高い」と分析しています。
また、ウクライナメディアはロシア軍が撤退の際、へルソン州にあるテレビ局の施設を破壊したと報じています。