ロシア西部で1日に起きた爆発をめぐり、ロシア軍は「ウクライナ軍による攻撃だ」と主張し、緊張が高まっている。
ロシア国防省は、ロシア西部のベルゴロド州で起きた爆発について、「ウクライナ軍のヘリコプター2機が領空に入り、民間の石油貯蔵施設にミサイル攻撃した」と主張した。
一方、ウクライナの大統領府顧問は「われわれは、わが国の領土内で防衛的な軍事作戦を展開している。ロシア領土内で起こったことはロシア指導部に責任がある」と述べた。
ロシアとウクライナの停戦交渉が1日にオンラインで行われたが、ロシアのペスコフ大統領報道官は、こうした状況が今後の協議に影響を及ぼすことをにおわせた。
こうした中、ウクライナ南東部のマリウポリで人道回廊が開かれ、ウクライナの大統領府は、これまで3,000人余りが現地を脱出したと発表した。
また、首都キーウ近郊の動物園では、侵攻後、動物たちが餓死するなどし、ウクライナ軍が生き残っている動物たちの救出にあたっていることを明らかにした。
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