文化施設に“ミサイル”・・・ウクライナ東部で攻撃続く

文化施設に“ミサイル”・・・ウクライナ東部で攻撃続く

 ウクライナ東部・ハルキウ州で20日、文化施設にミサイルが撃ち込まれました

 ゼレンスキー大統領によりますと、子どもを含む7人が負傷したということです。

■ロシア軍 大学建物をロケット攻撃

ウクライナ軍による反転攻勢でロシア軍の撤退が伝えられるハルキウですが、今も攻撃は続いています。

住民:「リンか何か、明るい火花が飛んできた。それで火災になった」

住民によりますと、ロシア軍は民間人に対し、使用が禁止されている焼夷(しょうい)弾を使い、家や畑などをすべて燃やしていったといいます。

住民:「今まで色々乗り越えてきたが、もう力も忍耐も残っていない」

同じ東部のドネツク州では、大学の建物がロケット弾で攻撃され、大きな被害を受けました。

■ロシア兵士が不足 障害者も徴兵か

一方、ウクライナ当局は、ロシアが不足する兵士を補うため、障害者を戦場に送り込んでいると伝えています。

捕虜になったロシア兵:「私は身体障害者です。視力が悪く、幼いころから片方の目しか見えません」

このロシア兵によりますと、仕事に出掛けたら突然、軍の担当者に“徴兵する”と言われ、戦場に送り込まれたといいます。

他にも、障害を持った人がたくさんいたということです。

捕虜になったロシア兵:「私は怖くて、地下室に避難していました。これは、私たちの戦争ではありません。ウクライナ軍を見て、無抵抗で捕虜になることを決めました」

(「グッド!モーニング」2022年5月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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